判定するんじゃなくて、理解しなくちゃならない

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で「相手の意見を、判定するんじゃなくて、理解しなくちゃならない。つまり、忙しい一日が終わったら心を落ち着かせ、
さほど忙しくない彼女の一日も同じくらい大切なんだと認識する、という意味だ。実際、ポーリーンと僕はいろんな面で全然ちがうからね」

彼女は、まったく単独で活動するのを生きがいとする画家だ。スミスのほうはどこへ行ってもつねに人に囲まれ、
一年のうち七カ月も旅に出て、それもしばしば遠い異国ですごしている。
私が彼からもらった最近の葉書には、ベトナムの消印があった。「この距離が、夫婦関係を保つうえで役に立っていると思う。
男も女も自分らしさを十分に発揮できるからね。お互いに自由を与え合えば、その中で自己表現ができるようになる、
つまり劇的にふるまう、戯(たわむ) れる、仕事をするといった、人間が創造力豊かでいるために必要なことすべてが可能になるんだ」

すべて完ぺきなのに、正式に結婚しなくてはならないと思ったことがないのはなぜか、と私はスミスに訊ねた。
一緒に暮らして三三年になるが、「そういった話はしたことがない。ポーリーンと僕が一度もそれについて話し合ったことがないのは、結婚したからといって何も変わらないだろうと思っているからだ。これ以上よくなることはありえないし、精神的には、いまより悪くならないともかぎらないじゃないか」と彼はいう。

そこまでお互いを理解し合える人に私も出会いたいですね。

スミスの両親は結婚し、小さな土地に家を建て、そこで六○年間も一緒に暮らした。確固たる夫婦関係を築いた両親の例や、
彼自身の体験をとおして、長期的な関係を保つには、かつて自分がいた場所や、これから向かう場所についてぐずぐず考えるのではなく、
「いま」に全力を注ぐことが大切だ、という単純明快な知恵を彼は身につけている。


参考:結婚相談所 選び方

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